2期8年の取組みと今後の方向

越谷は、人口34万人、平成27年4月から中核市に移行し、平成30年に市制施行60周年を迎えました。
日本全体の人口減少の中、東京圏の都市間競争で勝ち残るため、2020年策定予定の第5次総合振興計画では、総合的な都市戦略ビジョンを創りあげていく必要があります。

私は、2期8年間市議会議員として、時に一隅を照らし、時に新たな発想で、地道に、議会活動、地域活動に取り組んできました。徐々に成果も出てきましたが、未だ道半ばです。

引き続き、以下の3つの主張と5つの施策を中心に活動していきたいと考えています。

3つの主張

  1. 誇りをもてるまち越谷を築く。
  2. しぶとい日本人再生を目指す。
  3. 簡素で効率的な行政体制を創りあげる。

経験から取組む5つの施策

子ども・教育施策の推進

8年間の主な取り組みと成果

  • 夏季休業中の学童保育の早朝預かりの試行の実現
  • 小中学校エアコンの整備、トイレ洋式化の問題点の指摘
  • 学童保育室の高架下移転による定員増の実現
  • 夏休み宿題学習会や子ども食堂の開催
  • 自治会館を利用した初の子育てサロン「みんみん」の実現

今後の方向

待機児童・学童の解消、共働き時代に合ったPTA・子供会活動の実現、小中連携教育の推進、長期休業中の学童の早朝預かり、トイレ洋式化の推進、病児保育、大沢体育館の建て替えなど

まちづくり・経済産業施策の展開

8年間の主な取り組みと成果

  • 南越谷駅・新越谷駅周辺にぎわい創出事業新設
  • 南荻島地区への産業団地の誘致・事業展開
  • 都市計画道路浦和野田線元荒川工区の説明会など丁寧な事業展開
  • 「宿場まつり」など中心市街地活性化事業予算を継続的に確保
  • 空き店舗対策など、商店街活性化事業の継続

今後の方向

越ケ谷・大沢・北越谷を含めた中心市街地の活性化、南越谷の再整備の推進、越谷駅西口など商店街の活性化、産業団地整備、「道の駅」や道路整備、農商工連携など

高齢者も安心なしくみづくりと危機管理の強化

8年間の主な取り組みと成果

  • 宮本小学校における宮本町新明町合同防災訓練の実現
  • 元荒川堤防強化工事の実現(北越谷地区)
  • 越谷小学校前交差点の鳩対策の継続
  • 出羽堀り堤防嵩上げ工事(宮本町谷中町地内)
  • 敬老会におけるポスター掲示など「振り込め詐欺」対策の普及啓発

今後の方向

避難所運営など地域連携の推進、治水対策の推進、防災無線・防災備蓄の充実、防犯カメラの設置促進、予防介護の推進、保健センター整備など

観光を通じた伝統・文化の活性化

8年間の主な取り組みと成果

  • 越谷ねぎコロッケの開発販売
  • 赤山寄席(4回)、越ケ谷本町寄席(2回)、大人のサロンコンサート(16回)など地域活性化イベントの展開
  • 「越谷愛されグルメ」など越谷ブランドの育成
  • 観光物産展示場「ガーヤちゃんの蔵屋敷」開設
  • 国指定天然記念物「シラコバト」の繁殖の成功

今後の方向

越ケ谷宿、花田苑、レイクタウンなどの文化観光資源の利活用、越谷いちご・越谷グルメなど魅力発信事業の推進、レンタサイクルの設置、婚活事業の立ち上げなど

行財政改革の推進

8年間の主な取り組みと成果

  • 公共施設マネジメントへの注意喚起
  • 監査委員選任に伴う越谷市監査の実施

今後の方向

5市1町の連携推進、職員増など経費増への警鐘、市立病院の経営形態の検討、下水事業への企業会計の導入など